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沖縄の台風で、本土といちばん違うのはここです。暴風警報が出ると、モノレールもバスも止まり、それに合わせて店も施設も会社もほぼ一斉に閉まります。雨や風の強さより、この一斉停止のほうが旅程に効きます。
先に結論、3つだけ
暴風警報=島が止まります
ゆいレールは風速25m/秒で運転中止。バスも止まり、店も施設も会社もほぼ一斉に閉まります。
判断は3日前から
5日前の予報円はまだ大きい。早すぎる判断はたいてい外れます。まずキャンセル規定を読むだけ。
停電を前提にする
信号機も消えます。モバイルバッテリーと電池と水は真っ先に売り切れます。現金も要ります。
台風の記事は、書いた瞬間から古くなります。だからこの記事には個別の台風のことを書きません。代わりに、毎年変わらない部分だけを書きました。
そして進行中の台風は、上のパネルに気象庁のデータをそのまま出しています。このページを開いた時点の情報です。

WEBチケットなら券売所に並ばず、スマホのQRで入れます。初回登録の5%クーポンで2,071円。いちばん安いのは道の駅許田の2,000円ですが、通り道でなければ71円の差です。
暴風警報は、島を止めるスイッチです
本土から来る人がいちばん外すのが、ここです。
沖縄では、暴風警報が出ると公共交通が止まり、それに合わせて店も施設も会社もほぼ一斉に閉まります。雨や風の強さそのものより、この一斉停止のほうが旅程に効きます。
ゆいレールは基準を公表しています。風速15m/秒以上で注意運転、25m/秒以上で運転中止。路線バスも同じように止まります。
そして沖縄では、バスとモノレールが止まることが「今日は開けない」の合図として共有されています。ショッピングモールも、観光施設も、飲食店も、会社も、学校もです。ホテルのレストランが閉まることもあります。
だから台風の日の沖縄では、屋内の観光に切り替えるという選択肢が、そもそも存在しません。宿から出られない日になります。
台風が近づいていても、暴風警報が出ていなければ普通に営業しています。雨と風のなかを無理に回る必要はありませんが、「台風が来る=もう何もできない」ではありません。
見るべきは台風の位置ではなく、沖縄本島に暴風警報が出ているかどうかです。気象庁のページで確認できます。
いつ、何を決めるか
早すぎる判断はたいてい外れます。気象庁は5日先まで予報を出しますが、その時点の予報円はまだ大きく、沖縄に来るかどうかは決まっていません。
やることを日数で分けておくと、迷う時間が減ります。
見るだけ。まだ決めない
予報円が大きいので、進路はこれから変わります。この時点でキャンセルすると、来なかったときに損をします。
やるのは1つだけ。予約した航空券・宿・レンタカーのキャンセル規定を読んでおくこと。台風のときに何が無料になるかは、会社ごとに違います。
予報円が絞れてくる
沖縄に来るかどうかが見えてきます。ここで行程を組み替える準備をします。北部に泊まる予定なら那覇寄りに変える、屋外だけの日を作らない、といった調整です。
宿に「台風のときのキャンセル扱い」を電話で聞いておくと、当日に慌てません。
航空会社の判断が出ます
事前の欠航が決まるのは、おおむね前日から2日前です。変更対象便になったかどうかを、必ず自分で確認してください。自動では連絡が来ないこともあります。
滞在中なら、この日のうちに買い出しをします。台風前の沖縄のスーパーとコンビニは、夕方には棚が空きます。
空港へ行く前に運航情報
那覇空港のフライト情報で、自分の便が動いているか見てから出発してください。空港に着いてから欠航を知るのがいちばん困ります。
暴風警報が出たら、外に出ないでください。飛来物が危険です。
滞在中に来たら
前日までに買っておくもの
台風が近づくと、島の店から順番にものが消えます。いちばん早く売り切れるのは、モバイルバッテリーと電池と水です。
ホテルに泊まっていても、食事が出ない日になることがあります。2食ぶんくらいの食べものと、飲み水を部屋に置いておいてください。
それから現金。停電するとカードもQR決済も使えません。
停電を前提にする
沖縄では、台風が直撃すると停電することがあります。困るのは灯りより、信号機が消えることです。交差点がすべて無信号になるので、道路はかなり危険になります。
宿に自家発電があるかは施設ごとに違います。台風が近づいたら、フロントで直接聞いてください。エレベーターが止まるかどうかも、そのときに確認しておくと安心です。
停電の状況と復旧の見込みは、沖縄電力が地域ごとに公表しています。
海と川には近づかない
これだけは、書き方を柔らかくしません。台風のとき、海岸と川に近づかないでください。
波を見に行って流される事故が、毎年起きています。台風が過ぎたあとも、うねりは数日残ります。晴れていても、海の中は別です。
風が急に止んで、空が明るくなることがあります。台風の目です。ここで外に出る人がいますが、そのあと反対方向から同じ強さの風が来ます。吹き返しのほうが強く感じることも多い。
静かになっても、警報が解除されるまでは動かないでください。
帰れなくなったら
台風で欠航したときに効くのは、払い戻しの有無ではありません。どの便へ振り替えられるかです。
台風が去ったあとは、止まっていた便の乗客が全社に集中します。振替の範囲が広いほど早く帰れます。自社の後続便だけなのか、翌日以降も含むのか。ここは会社と運賃タイプで違うので、予約する時点で見ておくことをおすすめします。
宿の延泊は、早く動いたもの勝ちです。欠航が決まった瞬間に、いま泊まっている宿へ相談してください。空港に移動してから探すと、選択肢がありません。
レンタカーも同じです。返却日を延ばす連絡を先に入れてください。台風で営業所が閉まっている日は、車を借りたまま動かせません。延長料金の扱いは会社ごとに違います。
台風が多いのは、いつか
気象庁「台風の平年値」1991〜2020年の、沖縄地方への月別接近数(横軸は月)。8月2.2回、9月1.9回、7月1.5回の順に多く、1月から3月は30年間で接近がありませんでした。数字は平年値なので、年による差は大きいです。
8月と9月が山です。10月に入ると落ち、11月は0.3回。1月から3月は、統計をとった30年間で接近がありませんでした。
ただしこれは平年値です。来ない年もあれば、8月に3つ来る年もあります。月ごとの混雑や日照と合わせて見ると、いつ行くかの判断がしやすくなります。
見るところは、この5つ
いずれも公式で、中身は自動で新しくなります。ブックマークしておいてください。
この記事の数字について
使った数字
- 運休の基準
- ゆいレール公式「風速15m/秒以上で注意運転、25m/秒以上で運転中止」
- 台風の接近数
- 気象庁「台風の平年値」1991〜2020年の沖縄地方への月別接近数
- いまの台風
- 気象庁の台風情報を、ページを開いた時点で読み込んでいます。那覇との距離は当サイトで計算
- 書いていないこと
- 個別の台風の進路は書きません。数日で変わるためです。上のパネルと公式リンクで見てください
- 確認日
- 2026年8月4日
よくある質問
暴風警報が出たら何が起きる?
島がほぼ止まります。ゆいレールは風速25m/秒以上で運転中止。バスも止まり、それに合わせて商業施設も観光施設も飲食店も会社も学校もほぼ一斉に閉まります。本土のように「警報が出ても店は開いている」状態にはなりません。
旅行の判断はいつすればいい?
3日前が目安です。5日前の予報円はまだ大きく、来るかどうか決まりません。航空会社が事前欠航を決めるのは前日から2日前。5日前は情報収集、3日前にキャンセル規定を読む、前日に最終判断という順番が現実的です。
停電する?
直撃すると停電することがあります。困るのは灯りより信号機が消えることで、道路がかなり危険になります。宿の自家発電の有無は施設ごとに違うので、近づいたらフロントで聞いてください。状況は沖縄電力が地域ごとに公表しています。
欠航したら航空券はどうなる?
会社と運賃タイプで違います。見るべきは払い戻しより振替の範囲です。自社の後続便だけか、翌日以降も含むか。台風のあとは全社の便に人が集中するので、範囲が広いほど早く帰れます。
台風が多いのはいつ?
平年値では8月2.2回、9月1.9回、7月1.5回、10月1.1回。1月から3月は30年間で接近がありませんでした。ただし平年値なので、年による差は大きいです。
台風の日、外に出てもいい?
暴風警報が出ているあいだは出ないでください。飛来物が危険で、倒木で道が塞がることも冠水することもあります。海岸と川には絶対に近づかないこと。台風が過ぎてもうねりは数日残ります。
風が止んだら終わり?
違います。台風の目に入ると一時的に静かになりますが、そのあと反対方向から同じ強さの風が来ます。吹き返しのほうが強く感じることも多いので、警報が解除されるまで動かないでください。
台風の日は、宿から出られません。でもその1日をあきらめる代わりに、翌日の島はよく晴れます。空気が入れ替わって、海の色が戻ります。
備瀬の人たちは、家をフクギで囲んで300年やってきました。慌てず、警報が解けるのを待ってください。
確認した情報源を見る(2026年8月4日確認)
沖縄都市モノレール(ゆいレール)公式サイトのよくある質問(風速15m/秒以上で注意運転、25m/秒以上で運転中止)/気象庁「台風の平年値」1991〜2020年の沖縄地方への月別接近数/気象庁 台風情報および警報・注意報(本文中のリンク先。ページ上部の「いまの台風」は気象庁の防災情報を読み込んで表示し、那覇との距離は当サイトで計算しています)/那覇空港 公式サイトのフライト情報/沖縄電力 公式サイトの停電情報/沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」および本部町役場(備瀬のフクギは防風林として植えられた屋敷林で、最も古いもので推定樹齢300年)。個別の台風の進路や、そのときの運航状況は書いていません。数日で変わるためです。判断は必ず気象庁と各社の最新情報で行ってください。写真は編集部素材で、人物は後ろ姿のみです。
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