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那覇空港のターミナルに、レンタカー各社のカウンターはありません。外に出て送迎バスに乗り、営業所で手続きをします。繁忙期は車に乗るまで1時間。免責補償に入ってもNOCは別に2万〜5万円かかります。料金表より先に、この2つを知っておいてください。
先に結論、3つだけ
空港では、まずバスに乗ります
ターミナル内にカウンターはありません。着陸から運転開始まで、繁忙期は1時間超。到着日の予定は詰めないこと。
免責補償だけでは足りません
NOCは別で2万〜5万円。両方を免除する上位プランとの差は1日550円です。
高速に給油所はありません
沖縄自動車道のSA・PAにガソリンスタンドがありません。北部へ行く日は乗る前に入れてください。
沖縄の観光は、ほとんどの場所が車前提です。バスで現実的に行けるのは数えるほど。だからレンタカーは、旅の満足度をいちばん左右する予約になります。
そして料金は、季節と予約時期で倍近く動きます。だからこの記事では金額の比較をしません。動かないところだけを書きます。

WEBチケットなら券売所に並ばず、スマホのQRで入れます。初回登録の5%クーポンで2,071円。いちばん安いのは道の駅許田の2,000円ですが、通り道でなければ71円の差です。
那覇空港に、カウンターはありません
いちばん多い誤解から。那覇空港のターミナルの中に、各社のレンタカーカウンターはありません。手続きも受け取りも、空港の外にある営業所でおこないます。
流れはこうです。荷物を受け取って1階の到着ロビーを出る。横断歩道を渡る。レンタカー送迎バス乗り場(10番・11-A・11-B・14番)で、各社の旗とプラカードを持ったスタッフに名前を告げる。送迎バスは10〜20分おきに巡回していて、営業所までは5〜15分。
そこからやっと手続きです。免許証を出して、補償を選んで、車の傷を確認して、説明を受ける。着陸から運転を始めるまで、混む時期は1時間を超えます。到着日の予定を空港から1時間で組むと、たいてい崩れます。
ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始は、営業所のカウンターが行列になります。到着日の予定は詰めないこと
繁忙期給油して、返して、精算して、送迎バスで空港へ戻る。搭乗の2時間前には営業所に着いているのが安全です
返すとき大手は10分おき、小さい会社は20〜30分おきということも。格安を選ぶときは、料金と一緒にここを見てください
会社差
免責補償に入っても、NOCは別です
料金表より、ここで金額が変わります。沖縄に限らずですが、旅先で借りるからこそ効きます。
レンタカーの自己負担には2つあります。免責補償は、事故の修理費のうち自分が払う分(5万〜10万円)をゼロにするもの。もうひとつがNOC(ノンオペレーションチャージ)で、これは車が営業に使えなくなったことへの補償です。まったく別のものなので、免責補償に入っていてもNOCは請求されます。
トヨタレンタカーの公表額で書きます。自走して予定の店舗に返せた場合は20,000円、自走できないか予定外の場所へ返した場合は50,000円。免責補償は1,100円/24時間ですが、これだけではNOCは免除されません。両方を免除する「安心Wプラン」は1,650円/24時間です。
事故の修理費の自己負担がゼロに。NOCは別途かかります
修理費だけ自走して返せれば20,000円、自走できない・予定外返却なら50,000円
2万〜5万円免責補償+NOC免除+タイヤやホイールキャップの損傷まで。トヨタなら「安心Wプラン」
550円の差差額は1日あたり550円です。3泊4日で1,650円。この1,650円を惜しんで、5万円の可能性を持って走ることになります。金額の名前も条件も会社ごとに違うので、予約画面では「NOCも免除されるか」だけ確かめてください。
筆者は、県内の日常の運転では入りません。ただ旅行者に聞かれたら必ず上位プランをすすめます。慣れない道を、慣れない車で、時間に追われて走るからです。
沖縄の道で、たいてい一度は戸惑うこと
車を借りたあとの話です。県外から来ると、まず面食らうのがこの5つ。
沖縄自動車道にあるのは伊芸サービスエリアと中城パーキングエリアだけで、どちらにもガソリンスタンドがありません(EV急速充電はあります)。北部へ向かう日は乗る前に給油を
乗る前に給油県庁北口交差点から蔡温橋交差点までの約1,300mが歩行者天国に。横断できるのは2か所だけです
日曜12:00〜18:00国道58号や国際通りなど交通量の多い区間で、平日の朝と夕方に規制が入ります。標識を見て走ってください
平日の朝夕那覇市内には、時間帯によって中央線の位置が変わる道があります。専用の信号と標識が出ています
那覇市内事故になると通常より対応が複雑になります。AナンバーやEナンバーも同じ扱いです
覚えておくもうひとつ、距離の話を。沖縄本島は南北に長く、空港のいちばん近いインターから高速の北の終点(許田)まででも約65kmあります。そこから先は下道です。地図で見るより時間がかかると思っておいてください。
那覇市内は朝夕が動きません。国道58号の那覇方面は通勤時間帯に慢性的に混みます。北部から戻る日は、夕方の渋滞に入る前に動くか、いっそ道の駅で時間をつぶすほうが速いことがあります。

慣れない道では地図アプリが頼りです。家族のスマホをまとめてつなぐなら、レンタルWiFiという手があります。WiFiレンタルどっとこむは宅配で先に受け取って、持って来られます。那覇空港のカウンターは国際線ターミナル1階です。
7社をどう見分けるか
料金は季節と予約時期で倍近く動きます。だからこの記事には各社の基本料金を書いていません。代わりに「予約画面のどこを見るか」を社ごとに書きました。金額は予約サイトで、同じ日付・同じ車種で並べて比べてください。
金額を載せているのはトヨタレンタカーだけです。公式サイトが補償の条件と金額をはっきり公表しているのがここだったためで、他社が高い・安いという意味ではありません。
補償の条件が公式サイトにはっきり書いてあります。金額まで公表しているので、予約前に読んで判断できるのが利点。
免責補償1,100円/24時間。NOCまで免除する「安心Wプラン」は1,650円/24時間(公式の公表額)
那覇空港のほか県内各地に営業所。全国チェーンなので、予約や変更の手順が本土と同じで戸惑いません。
確かめること: 送迎バスの間隔/オプションの単価/NOC免除が別料金か
大手のなかでは予約サイトのキャンペーンが動きやすい印象です。同じ日付で何度か見ると価格が変わります。
確かめること: 早割の締切/補償の上位プランの有無/乗り捨ての可否
補償が2段階に分かれています。上位のほうがNOCまで含むかどうかは、予約画面で必ず確認してください。
確かめること: 上位補償にNOCが含まれるか/車種の指定ができるか
会員制度があるので、本土でも使っている人はそのまま使えます。延泊するときの追加料金は各社で差が出るところ。
確かめること: 追加1日あたりの料金/会員割引/営業所の場所
基本料金がはっきり安いのが売りです。そのぶん、車の年式と営業所の場所は自分で確かめる前提になります。
確かめること: 営業所が空港からどれだけ離れているか/送迎バスの本数/車の年式
沖縄では店舗数が多く、空港からの送迎もあります。格安系のなかでは選びやすい部類です。
確かめること: 乗り捨てができる店舗か/送迎の受付時間/補償の範囲
格安系を選ぶなら、値段以外にこの3つを見てください。営業所が空港からどれだけ離れているか、送迎バスが何分おきか、車の年式。沖縄本島は片道2時間半あり、山道も走ります。日程が詰まっているほど、トラブルの代償が大きくなります。
逆に、那覇周辺だけを2日走るような旅程なら、格安で十分なことも多い。走る距離と日程の余裕で決めるのが、いちばん外れません。

skyticketは、大手から格安まで同じ日付・同じ車種で各社の料金を一度に並べられます。会員登録は不要。この記事の「確かめること」を手元に、条件をひとつずつ見てください。
予約と返却で気をつけること
予約はいつまでに
沖縄のレンタカーは、繁忙期に本当に在庫が消えます。ゴールデンウィーク、7月から9月、年末年始。この時期は「高い」のではなく「無い」ことがあります。航空券と宿を押さえたら、次はレンタカーだと思ってください。
何日ぶん借りるかで迷うなら、2泊3日のモデルコースに、受け取りと返却で削られる時間を書いています。
逆に閑散期(1〜2月、6月の梅雨、11月)は直前でも取れますし、料金も落ち着きます。どの月が本当に空いているかは沖縄旅行の安い時期で、沖縄県と気象庁のデータを並べています。
返すときの給油
ほとんどの会社が満タン返しです。営業所の近くのスタンドで入れて、レシートを見せる形。空港周辺のスタンドは返却前の車で混みますので、1つ手前の街で入れておくと待ちません。
給油しないで返すと、店の設定した単価で精算されます。相場より高いことが多いので、時間があるなら自分で入れてください。
暴風警報が出ると、レンタカー会社も営業所を閉めます。到着便が欠航すれば予約は取り消せますが、滞在中に台風が来た場合、車は借りたまま動かせません。延長料金の扱いは会社ごとに違うので、夏に来るなら予約時に確認しておくと安心です。
台風の日は、この島のほとんどの施設が閉まります。無理に運転しないでください。判断の順番は沖縄の台風に書いています。
基本情報(2026年8月確認)
この記事について
- 対象
- 沖縄本島でレンタカーを借りる人。主要7社の性格と、沖縄の道のクセ
- 料金の書き方
- 各社の基本料金は書いていません。季節と予約時期で倍近く動くためです。補償の金額だけ、公式の公表値を載せています
- NOC
- 自走返却で20,000円、自走不可・予定外返却で50,000円(トヨタレンタカーの公表額)
- 空港での受け取り
- ターミナル内にカウンターはなし。到着ロビーを出て横断歩道の先の送迎バス乗り場から営業所へ
- 確認日
- 2026年8月4日
よくある質問
那覇空港で、着いてすぐ車に乗れる?
乗れません。ターミナル内に各社のカウンターはなく、到着ロビーを出て横断歩道を渡った先の送迎バス乗り場(10番・11-A・11-B・14番)から営業所へ移動します。バスは10〜20分おき、営業所まで5〜15分。そこから手続きなので、繁忙期は着陸から1時間以上かかります。
免責補償に入ればNOCも払わなくていい?
いいえ、別です。免責補償は修理費の自己負担をゼロにするもの、NOCは車が営業に使えなくなったことへの補償です。トヨタレンタカーなら自走返却で20,000円、自走できないか予定外返却で50,000円。両方を免除するには上位プラン(同社なら安心Wプラン・1,650円/24時間)が必要です。
高速にガソリンスタンドはある?
ありません。沖縄自動車道にあるのは伊芸サービスエリアと中城パーキングエリアだけで、どちらにも給油設備がありません(EV急速充電はあります)。北部へ向かう日は、乗る前に入れておいてください。
格安レンタカーはやめたほうがいい?
一概には言えません。値段以外に「営業所が空港からどれだけ離れているか」「送迎バスが何分おきか」「車の年式」を確かめてから決めてください。那覇周辺だけを2日走るなら十分なことが多く、北部まで毎日走る旅程ならリスクが上がります。
予約はいつまでにすればいい?
ゴールデンウィーク、7〜9月、年末年始は在庫が消えます。航空券と宿を押さえたらすぐ。閑散期(1〜2月、6月、11月)は直前でも取れます。
沖縄で運転するときの注意は?
平日の朝夕にバス専用レーンの規制があります(国道58号・国際通りなど)。那覇市内には時間帯で中央線が動く道路も。日曜12:00〜18:00は国際通りが歩行者天国で車が入れません。Yナンバーは米軍関係の車両で、事故時の対応が複雑になります。
予約するときに、補償の欄で「NOCも免除されるか」だけ確かめてください。その1行で、この記事の役目は半分終わります。
確認した情報源を見る(2026年8月4日確認)
那覇空港のレンタカー各社および空港案内(ターミナル内にカウンターがないこと・送迎バス乗り場の番号・バスの間隔と営業所までの所要時間)/トヨタレンタカー 公式サイトの保険・補償制度ページ(免責補償1,100円/24時間、NOC 20,000円・50,000円、安心Wプラン1,650円/24時間、免責補償だけではNOCが免除されないこと)/NEXCO西日本 伊芸サービスエリアの施設一覧(給油設備がないこと)/那覇市国際通り商店街振興組合連合会(日曜のトランジットモールの時間と区間)。各社の基本料金は掲載していません。季節と予約時期で大きく動くため、同じ日付・同じ車種で予約サイトを比べてください。補償の名称と金額は会社ごとに違います。空港の写真は、編集部が2026年8月5日に那覇空港で撮影したものです。人物とナンバープレートにはぼかし処理をしています。PRリンク先の情報(skyticketレンタカーの沖縄ページ、WiFiレンタルどっとこむの空港カウンター一覧=那覇空港は国際線ターミナル1階)は2026年8月19日確認。ほかの写真は編集部素材です。
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