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「世界遺産 今帰仁城跡」と刻まれた木の看板と、その奥にうねる石灰岩の城壁
今帰仁村のいま --
世界遺産 今帰仁村 2026.08.10 更新

今帰仁城跡1,000円。許田で買えば800円で入れます

見ごたえ 5.0
停めやすさ 5.0
歩きやすさ 2.0

評価は編集部の実感によるものです。

2025年9月1日に、600円から1,000円になりました

大人が600円から1,000円、中高生が450円から500円へ。小学生以下は変わらず無料です。そして、公式の団体料金(10名以上)と同じ800円の割引券を、道の駅許田が売っています。1人でもこの値段で入れます。

この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。価格や在庫は販売サイト側で変わることがあります。

今帰仁村の丘の上にある、北山王の城の跡です。2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。石灰岩を積んだ城壁が、丘の稜線に沿ってうねりながら1.5km続きます。

首里城のように建物が復元されているわけではありません。あるのは石垣と、草と、海です。それでも見に行く価値がある理由を、2026年8月10日に公式サイトで確認した事実と一緒に書きます。

TICKET

料金と、200円安く入る方法

入城料(2025年9月1日改定)個人団体10名〜
大人1,000円800円
中高生500円400円
小学生以下無料無料

改定前は大人600円・中高生450円でした。入城券で今帰仁村歴史文化センターにも入れましたが、センターはいま無料開放になっています

道の駅許田の割引券が、団体料金と同額です

大人800円・中高生400円。10人集まらなくても、1人でこの値段で入れます。許田は沖縄自動車道の終点なので、那覇から北部へ向かうなら必ず前を通ります。ただし現金のみで、売り場は特産物売場のレジ1か所(8:30〜19:00)。詳しくは道の駅許田の割引チケット全9施設にまとめてあります。

桜まつりの期間は、村民が無料です

今帰仁村にお住まいの方は、身分証の提示で無料になります(第19回の告知による)。旅行者の料金は通常と同じです。

ひとつ注意があります。沖縄県の観光情報サイト「おきなわ物語」の今帰仁城跡のページは、最終更新が2023年2月22日で、料金が「大人600円、中高生450円」のままです。県の公式サイトなので信じてしまいますが、いまの金額とは違います。ここに限らず、料金は改定した施設の公式サイトで見るのがいちばん確実です。

丘の稜線に沿ってうねる今帰仁城跡の城壁。奥に海と島影が見える
城壁は長さ1.5km、高さ3〜8m。稜線に沿って曲がりながら続きます
WHEN TO GO

何時に行くか、いつ行くか

通常期間(1〜4月・9〜12月)8:00〜18:00(最終入場17:30)
夏期延長(5〜8月)8:00〜19:00(最終入場18:30)
休園日年中無休。ただし台風の接近などで臨時休城になります(2026年は8月7〜8日と7月11日に休城)
歴史文化センター9:00〜17:00(最終入館16:30)。毎週月曜が休館(祝日は開館して翌日休館)、1月1〜3日、12月29〜31日も休館

8時から開いているのが、この城跡のいちばんの武器です。沖縄の観光施設で8時開場はほとんどありません。美ら海水族館の開館は8時30分。ここから水族館までは車で約30分なので、8時に城跡へ入って1時間見て、9時半に出て水族館へ向かうという組み方ができます。朝いちの城跡は、人がほとんどいません。

そして月曜。城跡は年中無休ですが、歴史文化センターは月曜が休みです。展示を見て背景を知ってから城跡を歩くほうが断然おもしろいので、月曜しか行けないなら、そこは割り切ってください。

城門と石垣のそばで満開になった濃いピンクのカンヒザクラ
カンヒザクラ。1月下旬から2月にかけて、日本でいちばん早く咲きます

桜は1月下旬から2月。カンヒザクラ(寒緋桜)で、色が濃く、下を向いて咲きます。本土の淡いソメイヨシノを思って行くと、まったく別の花です。

第19回 今帰仁グスク桜まつりは2026年1月31日(土)から2月8日(日)。この期間は21時まで開園(最終入場20時30分)、18時からライトアップされます。今回のテーマは「琉球光響」で、デジタル技術を使ったライティングショーが城壁に投影されます。料金は通常と同じで、今帰仁村在住の方は身分証の提示で無料です。問い合わせは実行委員会 0980-56-2256。

BEFORE YOU GO

行く前に、3つだけ

車いすとベビーカーでは、城跡内は難しい

公式が「車いす・ベビーカーでの観覧は難しくなっております」と明記しています。標高90〜100mの丘に石畳と階段が続くためです。いっぽう今帰仁村歴史文化センターにはエレベーターがあり、車いす・ベビーカーでも観覧できます。足に不安がある方と行くなら、センターを中心に組んでください。

城内は飲食禁止です

休憩所での飲食はできます。夏は暑いので、水分は休憩所で取る前提で。日陰が少ない場所なので、帽子は持って行ったほうがいいです。

靴は歩けるものを

石畳は不揃いで、雨のあとは滑ります。城壁沿いの道も平坦ではありません。サンダルとヒールは向きません。

駐車場は無料、約320台

世界遺産としては停めやすいほうです。桜まつりの期間だけは混みます。

所要時間は、城跡だけなら1時間ほど。城内は10の郭に分かれていて、順路をたどると自然に丘を登っていく形になります。歴史文化センターも見るなら1時間半は見ておいてください。

今帰仁城跡の城壁を正面から見たところ。石灰岩を積み上げた壁が高くそびえる
石灰岩を積んだ城壁。角がなく、曲線でできているのがこの城の特徴です
HISTORY

1416年に、ここで終わったもの

沖縄本島が北山・中山・南山の3つに分かれていた三山時代、ここは北山王の城でした。公式サイトによれば、北山王は怕尼芝(はにじ)、珉(みん)、攀安知(はんあんち)の3代です。

14世紀ごろ北山王の主城として使われる。北山は沖縄本島北部を治めていました
1416年中山の尚巴志に攻められ、北山が滅ぶ。公式サイトは「1416年(1422年説もある)」と併記しています
1429年尚巴志が南山も征服して三山統一が完成。北山が滅んだ年とは別の出来事です
1609年薩摩軍による琉球侵攻にあい、城は炎上しました
2000年12月「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録

年号にこだわったのには理由があります。この記事の旧版を含め、多くのページが「1429年に尚巴志が北山を攻略した」と書いていますが、これは誤りです。1429年は南山を征服して三山統一が完成した年で、北山が滅んだのはその13年前にあたります。

13年という時間は、けっこうな長さです。北山が消えてから琉球王国ができるまでに、それだけの間があった。三山時代の終わり方が、一度に片づいたわけではないということです。

城の造りにも、北山の性格が出ています。標高90〜100mの丘に築かれ、東側は70〜80mの渓谷。石灰岩を積んだ城壁は高さ3〜8mで、直線ではなく地形に沿って曲がっています。首里城のように整った幾何学ではなく、地面のかたちをそのまま使った城です。

1609年に炎上したあとも、石は残りました。いま見えているうねる線は、600年前に人が地形を読んだ結果です。

沖縄美ら海水族館の黒潮の海。ジンベエザメが泳ぐ大水槽
美ら海水族館のチケットは、先に買えますPR

ここから車で約30分。WEBチケットなら券売所に並ばず、スマホのQRで入れます。初回登録の5%クーポンで2,071円。いちばん安いのは道の駅許田の2,000円で、今帰仁城跡の割引券も同じレジで買えます。

アソビューでみる
BASIC INFO

基本情報とアクセス

名称今帰仁城跡(なきじんじょうあと)/別名 北山城
住所〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地
電話0980-56-4400(今帰仁城跡管理事務所/今帰仁村グスク交流センター内)
入城料大人1,000円/中高生500円/小学生以下 無料(団体10名以上は大人800円・中高生400円)
開園1〜4月・9〜12月 8:00〜18:00(最終入場17:30)/5〜8月 8:00〜19:00(最終入場18:30)
休園日年中無休(台風接近時などは臨時休城)
駐車場無料。約320台
所要時間城跡だけで約1時間。歴史文化センターも見るなら1時間半
世界遺産2000年12月「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として登録
美ら海水族館から車で約30分
那覇空港から約2時間(沖縄自動車道 → 許田IC → 国道58号・県道115号)
路線バス現行の系統と停留所からの徒歩時間を確認できませんでした。バスで行く場合は事前に調べてください

北部全体の回り方は美ら海・古宇利・名護の北部ガイドに、割引券の話は道の駅許田にまとめてあります。近くには今帰仁の駅そーれがあって、村の野菜を使った定食が食べられます。

FAQ

よくある質問

入城料はいくらですか?

個人は大人1,000円、中高生500円、小学生以下は無料です。2025年9月1日に改定されました。それ以前は大人600円・中高生450円でした。10名以上の団体は大人800円・中高生400円になります。

安く入る方法はありますか?

道の駅許田で割引券が買えます。大人800円・中高生400円で、公式の団体料金と同じ金額です。10人集まらなくても、1人でこの値段で入れます。許田は沖縄自動車道の終点にあるので、那覇から北部へ向かうなら通り道です。ただし現金のみで、売り場は特産物売場のレジ1か所です。

何時から入れますか?

8時からです。1月から4月と9月から12月は18時まで(最終入場17時30分)、5月から8月の夏期延長期間は19時まで(最終入場18時30分)。年中無休ですが、台風接近時などは臨時休城になります。

歴史文化センターは別料金ですか?

無料開放です。入城料を払わなくても入れます。開館は9時から17時(最終入館16時30分)で、毎週月曜が休館(祝日の場合は開館して翌日休館)。城跡は年中無休なので、月曜に行くとセンターだけ閉まっていることになります。

車いすやベビーカーでも回れますか?

城跡内は公式が「車いす・ベビーカーでの観覧は難しくなっております」としています。石畳と階段と坂が続くためです。いっぽう今帰仁村歴史文化センターにはエレベーターがあり、車いす・ベビーカーでも観覧できます。

桜はいつ見られますか?

1月下旬から2月です。カンヒザクラで、日本でいちばん早く咲く桜として知られています。2026年は1月31日から2月8日まで「第19回 今帰仁グスク桜まつり」が開かれ、この期間は21時まで開園(最終入場20時30分)、18時からライトアップされます。

どのくらい時間がかかりますか?

城跡だけなら1時間ほどです。城壁は長さ1.5km、城内は10の郭に分かれていて、標高90〜100mの丘を登る形になります。歴史文化センターも見るなら1時間半は見ておいてください。

駐車場はありますか?

無料で、約320台停められます。世界遺産の中では停めやすいほうです。

WRAP UP

まとめ

1,000円は、建物が復元されていない城跡としては安くありません。値上がりしたばかりでもあります。

そのぶん、やることは3つに絞れます。許田で800円の券を買っておく。朝8時に入る。歴史文化センターを先に見る。この3つをやると、同じ場所が違って見えます。とくに朝は人がいないので、うねる城壁の上で海を見ながら、しばらく誰にも会いません。

建物が無いことは、この城跡の弱点ではないと思います。1416年に北山が終わって、1609年に燃えて、それでも石だけが残っている。その残り方そのものが展示物です。

周辺は北部ガイドに、割引券は道の駅許田にまとめてあります。

確認した情報源を見る(2026年8月10日確認)

世界遺産 今帰仁城跡 公式サイト(nakijinjoseki-osi.jp)。ご利用案内(入城料は令和7年=2025年9月1日改定で個人 大人1,000円・中高生500円・小学生以下無料、団体10人以上 大人800円・中高生400円、開園時間の通常期間と夏期延長、年中無休、今帰仁村歴史文化センターは無料開放で9:00〜17:00・最終入館16:30・毎週月曜と1月1〜3日・12月29〜31日が休館、駐車場は無料で約320台、住所、電話、城跡内は車いす・ベビーカーでの観覧が難しくセンターにはエレベーターがあること)/歴史ページ(北山王は怕尼芝・珉・攀安知の3代、1416年(1422年説もある)に中山の尚巴志によって滅ぼされたこと、1609年に薩摩軍による琉球侵攻にあい城は炎上したこと)/トップのお知らせ(2026年8月の台風13号による8月7〜8日の臨時休城、2026年7月11日の臨時休城、夏季営業、2025年5月26日付の入城料金改定のお知らせ、城内は飲食禁止で休憩所での飲食は可)。沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語 今帰仁城跡(2000年12月の世界遺産登録、標高90〜100m、東側は70〜80mの渓谷、城壁の高さ3〜8m・長さ1.5km、城内は10の郭、石畳道は城門から大庭まで。ただしこのページは最終更新が2023年2月22日で、料金は改定前の「大人600円、中高生450円」のままです)。桜まつりは第19回今帰仁グスク桜まつりの告知(2026年1月31日〜2月8日、8:00〜21:00・最終入場20:30、ライトアップ18:00〜21:00、テーマ「琉球光響」、今帰仁村在住者は身分証提示で無料、実行委員会 0980-56-2256)。道の駅許田の割引券の金額は、当編集部が2026年8月4日に「道の駅」許田 やんばる物産センター公式サイトで確認したものです。旧版のこの記事にあった「1429年に中山王尚巴志が北山を攻略」は誤りで、1429年は南山を征服して三山統一が完成した年です。また旧版は1609年について「破却された」としていましたが、公式の表記は「炎上した」です。築城の具体的な時期と、国指定史跡になった年は公式サイトで確認できませんでした。路線バスの現行の系統と停留所からの徒歩時間も確認できていません。写真は旧サイトから引き継いだ素材で、判別できる人物は写っていません。