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ハブ酒でいちばん多い質問は、味でも効き目でもなく「飛行機で持って帰れるの?」です。答えは、1人5リットルまで。国土交通省の基準で決まっています。そして中身は、名前から想像するものとだいぶ違います。
先に結論、3つだけ
1人5リットルまで持ち帰れます
24度超70度以下の酒類は、預入も持込みも5リットルまで。買った瓶のままで。
中身はハーブのお酒です
泡盛に13種類のハーブ。においの元は処理の段階で取り除かれています。
効能はこの記事に書きません
酒類は医薬品ではないので、健康効果をうたう表示はできません。お酒として味わうものです。
ハブ酒の記事はたくさんありますが、多くが健康への効き目の話に紙面を割いています。この記事はそこを書きません。酒類に医薬品のような効能をうたうことは、法律上できないからです。
代わりに、買うときに本当に困ることを書きます。持ち帰れる量、中身、味、買う場所です。

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いちばん知りたいのは、持ち帰れるかどうか
お酒はアルコール度数によって、飛行機に載せられる量が決まっています。国土交通省が資料で示しています。
制限なし
ビールやワイン、泡盛の一部。危険物にあたりません
1人 5リットルまで
預入も持込みも可。ただし小売販売されている容器に入っていること
持ち帰れません
客室内への持ち込みも、預け入れもできません
ハブ酒は25度から35度あたりが中心なので、真ん中の枠に入ります。つまり1人5リットルまで。720mlの瓶なら6本以上です。土産に困る量ではありません。
条件は「小売販売されている容器に入っていること」。買った瓶のまま、開けずに持って行ってください。詰め替えると条件から外れます。
預け入れでも機内持ち込みでも大丈夫ですが、瓶は割れます。スーツケースに入れて預けるほうが安全です。国際線に乗り継ぐ場合は液体の持ち込み制限が別にあるので、必ず預けてください。
ハブ酒は、ハーブのお酒です
名前のせいで誤解されますが、中身の大半はハーブを漬けた泡盛です。ハブは、そこに加えるエキスとして使われています。
南都酒造所の説明では、こうなっています。
ハブを処理する
生きたハブを鮮度のいい状態で、放血・臭腺の除去・腸管の摘出という処理にかけます。においの元になる部分は、ここで取り除かれます。
エキスを抽出する
サトウキビからつくった59度のアルコールに浸けて、時間をかけて成分を引き出します。
ハーブ酒と合わせる
泡盛に13種類のハーブを漬け込んだ酒と、上のエキスをブレンドします。分類はリキュールです。
瓶にハブが1匹まるごと入っているタイプもあります。あれは見た目のためのもので、味の主役ではありません。土産にすると確実に反応があります。
味は薬草酒に近い方向です。生臭さを想像して身構える人が多いのですが、上の工程のとおり、においの元は先に取ってあります。ロックか炭酸割りが飲みやすい。メーカーからは炭酸で割った商品も出ていますので、まずそちらから入るのも手です。
ハブ酒を調べると、体にいいという説明がたくさん出てきます。この記事にはそれを書きません。
ハブ酒は酒類であって、医薬品ではありません。健康への効果をうたう表示は法律上できないことになっています。根拠の示されていない説明も多い。お酒として味わうもの、と考えてください。
それと、度数が高いお酒です。飲みすぎないでください。妊娠中の方と20歳未満は飲めません。
どこで買うか
県内ならだいたいどこでも見かけます。道の駅と直売所、国際通りの土産店、那覇空港の売店。
作っているところを見たいなら、南都酒造所は南城市のおきなわワールドに併設されています。製造工程が見られます。
初めてなら小瓶から。数百円台のものがあるので、味を確かめてから大きい瓶を買っても遅くありません。ほかの沖縄土産と合わせて、最後にまとめて買うのが荷物の面でも楽です。
渡す相手を選ぶ土産でもあります。お酒を飲まない人には、まず喜ばれません。見た目のインパクトで選ぶなら、相手が笑ってくれる人かどうかを先に考えてください。
この記事の根拠について
使った資料
- 持ち帰りの制限
- 国土交通省「危険物であっても航空機内への持込み又はお預かりができるもの」。アルコール度24%超70%以下は預入・持込みとも1人5リットル、小売容器に収納されていること
- 70度超
- 国土交通省 航空局の資料。客室内への持ち込みも受託手荷物での取扱いもできません
- 製法と度数
- 南都酒造所 公式サイト。13種類のハーブを漬けた泡盛と、59度のアルコールで抽出したハブエキスのブレンド。ハブ源酒は35度
- 書いていないこと
- 健康への効能は書いていません。酒類に医薬品的な効能をうたう表示は法律上できないためです
- 価格
- 載せていません。商品と店で変わります
- 確認日
- 2026年8月5日
よくある質問
飛行機で持ち帰れる?
持ち帰れます。アルコール度24%超70%以下の酒類は、預入も機内持ち込みも1人5リットルまで。小売販売されている容器のままであることが条件です。ハブ酒は25〜35度が中心なので、通常はこの枠に収まります。
何でできている?
泡盛に13種類のハーブを漬けた酒と、ハブから抽出したエキスをブレンドしたリキュールです。ハブは処理の段階で放血・臭腺の除去・腸管の摘出をしてから、59度のアルコールに浸けて抽出されます。
度数はどのくらい?
商品によって違います。南都酒造所ならハブ源酒が35度など複数あります。ラベルに必ず表示されているので、買うときに見てください。
健康効果は?
この記事では書きません。ハブ酒は酒類で医薬品ではないため、健康効果をうたう表示は法律上できないことになっています。ネットで見かける効能の説明には、根拠が示されていないものが多くあります。
どんな味?
薬草酒に近い風味です。生臭さは、においの元が処理の段階で取り除かれているのでほとんどありません。ロックか炭酸割りが飲みやすく、メーカーから炭酸で割った商品も出ています。
どこで買える?
道の駅や直売所、国際通りの土産店、那覇空港の売店。南都酒造所は南城市のおきなわワールドに併設されていて、製造工程を見られます。小瓶は数百円台からあります。
瓶の中のハブは、たしかに強烈です。でも中身はハーブのお酒で、割ればふつうに飲めます。話のタネとしては、たぶん沖縄でいちばん強い土産です。
確認した情報源を見る(2026年8月5日確認)
国土交通省「危険物であっても航空機内への持込み又はお預かりができるもの」(アルコール性飲料でアルコール度が24%を超え70%以下のものは、預入手荷物・持込み手荷物とも可、最大許容量5リットル、小売販売されている容器に収納されていること)/国土交通省 航空局「量的制限の対象となる液体物のリスト」(アルコール度数が70%を超えるアルコール飲料は客室内への持ち込みおよび受託手荷物での取扱いができないこと)/南都酒造所 公式サイト(ハブ酒の製法・原料・度数)。健康への効能は掲載していません。酒類に医薬品的な効能効果をうたう表示は、医薬品医療機器等法の観点からできないためです。価格は商品と店で変わるため載せていません。実際に持ち込む際は、搭乗する航空会社の最新の案内も確認してください。写真は編集部素材です。
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